【西日本豪雨】災害ボランティア2日目・岡山

中国地方へと向かう

岐阜は落ち着いてきたようなので一番被害が報道されていた岡山・広島方面へと車を走らせた。

僕のSNSを見た友人2名から連絡があり一緒に行くことになった。

しかし前日同様どこに向かえばいいのか分からない。
同じ地域でも「人手が足りない」「人が多すぎてこれ以上要らない」と正反対な情報があり、どっちを信じていいのか…

 

現地はバタバタしていると思うので、行ったもののかえって迷惑にならないよう慎重によく調べた。

公な情報は社会福祉協議会のボランティアセンターのページを見るしかない。
寸前まで状況が分からないところが多いので、昨夜ホームページとSNSで情報収集し、「まだまだ人手不足」などと書かれていた地域のボランティアセンターへ行くことにした。

 

岡山の倉敷へ。

当日行くとそこには大勢の人が居た。
※後日確認すると200名を超えていた。

もし定員が越えていたなら他の地域へ行こうと思っていたが、炎天下で交代交代でやるから大勢の人が必要とのことだった。

それならここで頑張ることにしよう。とりあえず待つことにする。

 

1時間ぐらい待ち、ようやく呼ばれる。
説明を受けて各班に分かれて被害があったところへ向かった。

 

作業現場へは交代で入り、作業をしていない人たちは作業横の空きスペースで待機とのこと。

50名ほどの方々が狭い場所に待機していた。
「明らかに人が多い気がする。ここに自分は本当に必要か?」という気持ちが出てくる。

 

何もせずに現場を眺めて待ち続ける。

待機所から被害場所は遠くてはっきり見えないが、山からくずれ落ちた土砂がふもとの数軒に流れ込んで止まっていた。1階部分すべてに土砂が入り込んでいることがぼんやり伝わった。


炎天下の中、そんな光景を見ながらかれこれ2時間は待っている。

 

現場を仕切る人がおらずどの班が現場に入ればいいのかイマイチ分からないが、どうやら自分たちの班はまだのようだ。

むしろいくら待っても順番が来ないだろうなと分かるぐらい飽和していた。

言われた通り自分の順番が来ることを待つことしかできず時間だけが過ぎていった。


そこはアトラクションを待つ行列のようだった。

しびれを切らしたのか、違う班が「次こそは自分達や」と割り込むように向かっていった。

 

いざ作業へ

しばらくして自分たちの班も行くことになった。
何をすればいいのかあやふやなまま向かうことになったが、今から10分作業をして戻ってくることだけははっきりと分かった。

 

作業現場に転がっているスコップやバケツを皆がなんとなくで使っている。
自分は側に落ちていたバケツを手に取ってみる。

 

周囲の無反応を確認すると、どうやらこれは使ってもいい物みたいだ。

次に、バケツを握って周りを見渡してみた。
すると、家に流れ込んでいる土砂を重機が入れる場所まで移動させないといけないことが分かった。

とりあえずやってみる。
どこからやっていけばいいのか?優先することは何か?分からないままとりあえずやってみる。

 

作業してすぐに「そろそろ交代みたいですよ」と班のリーダーが言う。
歯がゆい気持ちを残したまま皆ががぞろぞろと戻っていく。その波に付いていく。

午前の作業はこれで終わりで、休憩後に午後から1時間作業をして解散とのこと。

 

「午後もこの調子だろうなぁ」
後ろめたさを感じながらも、却って邪魔になるぐらいなら..と午前で帰ることにした。

 

「人が足りているようなので帰りますね。」とリーダーに伝えると、「そうですよね..」と申し訳なさそうにされていた。

 

 

そもそも思うこと

僕は作業をしたいという訳ではない。
というか、正直言えばこんな作業なんてしたくはない。災害が起こらないのが一番いい。

 

誰もがこんな作業を望んでいない。

無償で、望んでもいない作業をするのは「早く復旧してほしいから」「困っていることが解消されてほしいから」という想いに尽きる。

 

人が多すぎると効率的な作業ができないなら、現地へ行ったものの断られようが全然いい。

「せっかく来たのに..」とか思わない。自分の感情とかより、一日でも早く復旧することが一番。

 

ただ今日は人が多く、運営の方も遠慮して断りづらかったんだろう。

急な災害の事なので不備が出るのは仕方がない。むしろ大変な状況の中すごく頑張っていると思った。

 

 

この日僕が出来たこと

 

大変な被害状況を目の前にして僕ができたのはバケツ2杯の土砂をすくった事。あとはずっと立って見ていることしかできなかった。

この日この場に僕が居なくても全く変わらなかっただろうなということがはっきり分かった。
友人2人も同じことを思っていることも分かった。

それで、現地の人からキンキンに冷えたジュースをもらい帰りました。歯がゆい気持ちで一杯でした。自分が無力に感じました。

 

次の日も現場に行こうかと思っていましたが、かえって迷惑になるのは避けたい。ボランティアが定員より多く、受け入れを断ってるところもある。

その逆で、人が足りないと困っているところもあるらしい。

 

行ってみて初めて本当に必要かどうかが分かるから難しい。

情現地の状況がネットとかテレビでは本当に分からないです。

 

自分にできる事ってなんなのだろうか。できることがあるはず。前向きに考えよう。

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