【西日本豪雨】災害ボランティア3日目・広島

3日目は広島に

昨日岡山のボランティアセンターに人が集中したこともあり、今日も慎重に行き場所を調べる。

アクセスしやすいところは人が多いようなので道路が復旧したばかりの所へと向かう。

広島の呉市のある地域へ。
そこは被害が大きかったにも関わらず道が通行困難のため、支援がなかなか行き届いていないらしくここに決めた。

 

高速道路から下道に入ってからナビ通りに進むが通行止めが多く進めない。
木がなぎ倒されていたり、地下からあふれた水が道をふさいでいた。

地元の車に着いていき、普段はあまり使わないだろう細い道を進むとなんとかたどり着いた。

 

 

広島1日目

センターで手続きをして指定された民家まで6人のグループで歩く。
道中、左右に傷ましい光景を目にしながら進む。どの家もそれぞれに大変さを抱えていた。

作業をしていない家は余程ひどくて手をつけれないんだろう..

家に着くと朝早いにも関わらず何時間も作業をしている様子のご家族様が迎えてくれた。

どこから手をつけていいのか分からないぐらい大変な状況で、どの部屋も泥に埋もれていた。
とりあえず奥の部屋に溜まった泥をスコップで手押し車に乗せて運ぶ。

泥が重すぎてスコップが上がらない。めいっぱいすくいたい気持ちを抑えて少しずつかき出していく。

 

あまりの泥の多さにここが家だということを忘れそうになる。というか思いたくなくなる。

 

しばらくしてお昼休憩の時間に。
センターの人に休憩は絶対に取ってくださいと言われていた。無理して倒れたら元も子もないし仕方がない。

 

しっかりとした休憩なく作業をしている家族様にお声掛けして休憩所へ向かう。
休憩が終わり家に戻ると相変わらず立って作業をしている家族様がいた。本当にご苦労様です。


作業を再開

午後は玄関先の泥の掻きだし。あふれている泥水を掃き出す作業。


「このホウキを使ってください」
そう言った娘様は大きなトンボブラシを使っていた。

「僕そっち使いますよ」とっさに口に出ていた。無意識に言葉が出ていた。

「あら、ありがとう。じゃあお願いするわ」と今日初めての笑顔を見た。
それを見た僕は今度は無意識に笑顔になった。
せめて自分がいる間だけも、少しだけでも力になりたいと思った。


その後は時間になるまでずっと泥水と戦った。

上下の服が泥まみれになっていたけど、それは終わってから気付いた。

 

作業の終了時間

解散するとき家族様が冷たいカルピスを作ってくれた。
ぐびぐび飲み干す皆を見て「わかる。一気に飲んじゃうよね。」と今日2回目の笑顔を見た。

お母さんも一緒に笑う。そして奥へと消えていった。
しばらくして、さっきよりもっと良い笑顔になって何かを持って戻ってきた。

 

「これ。今日のお礼によかったら..」
と手作りのポーチを出してくれた。
かわいい猫のポーチ。

「要らんかったら突き返してね」と娘さんが言って皆笑う。

 

僕の薬指を見たお母さんが「奥さんにでも」と言っていたが嫁さんには内緒で自分が使うことにした。

 

 

作業が終了したあと宿を予約した。
車中泊をした結果疲れてて倒れると元も子もないのでゲストハウスに泊まった。

 

帰ってすぐ、服の泥を落として洗濯した。
乾燥が終わった後、ゲストハウスのオーナーがやってるバーに顔でも出そうかなと思ってとりあえずベッド横になった。

そして、そのまま2日目を迎えた。

 

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