【西日本豪雨】災害ボランティア1日目・岐阜

1日目岐阜にて

岐阜は局部で被害があったとのこと。

情報が錯乱しており実際の状況が分かりづらく、自分はどこに行けばいいのかイマイチ分からず。
当日ボランティアセンターへ行くと人が溢れかえっており、土砂の処理は人がいっぱいになったようで小学校の校庭に集められた瓦礫の山の処理へまわってくださいとのこと。

グループを作り、代表で一人車を出して現地まで乗り合う。校庭近くの駐車場に車を停めてそこから20分ほど歩く。


校庭に着くと目の前に尋常じゃない光景。高さ4メートルぐらいの瓦礫の山が5つ程。水害で街中に散乱していたものをとりあえずここに集めたようだった。

 

いざ作業開始

現地の現場関係者の方々が指揮を執って下さる。
瓦礫はそのままでは処分できないようなので重機で少しずつ山から平場に下ろした後、人力で燃えるゴミ・金属・プラスティックなどに分別。

炎天下の中グラウンドは灼熱。長そで長ズボン長靴・マスク着用での作業なのでかなり暑かった。あと、土砂や色々な物が入り混じっているのですごいニオイ。

汗で服はびちょびちょ。しっかり水分を摂りながら無理せずに休憩をしながら作業。

 

マスクに汗が染みて息がしづらくなるが、砂が舞っていて外すことが出来ないのが辛い。交換してもすぐに汗でまたマスクが濡れる。

瓦礫の山と分別場所を何度も何度も往復する。形が変形して持ちづらく重たいものもあり必死に指先に力を入れて運ぶ。分別場所まで着くやいなや、思わず指を離してしまう。そしてまた瓦礫の山へと戻る。

 

作業の途中たくさんの写真が出てきた。皆がそれを自然にひとつのカゴに残していた。その人の元に戻ったらいいな。

 

一日の作業が終わる

3時が来たので作業は終了。かなり身体はクタクタ。

現地の現場関係者の方たちは夕方まで引き続き作業をするそうで、すごいなぁと感心。
もっと続けたいと思う余裕なんてなく解放されたと思ってしまう自分すらいた。

「お疲れ様でした。」と挨拶して校庭の隅の荷物置き場へ行く。

 
「やっぱり時間きっちりやね」
「まぁ所詮ボランティアやしなぁ…」

とボソッとつぶやいた現地の作業員同士の声が聞こえた。

 

内心「なんか良い気がしないな」と思った。そういう人もおるもんやなぁと軽く流すことにした。

ペットボトルに残っていた水を一気に飲み干し、鞄を肩にかけて帰る。
水じゃなくてもはや熱湯やなぁとか思いながら歩き、ふとグラウンドの方に目をやる。

 

一瞬止まった。

疲れていてあまり意識していなかったけど、そこには朝とたいして変わらない瓦礫の山があった。

目の前の事だけに精一杯になっていた。
現地の人達はずっと災害と向き合っていくんだなぁと当たり前のことに気付き、同時にあっさり帰っていける自分を情けなく感じた。

 

暑い中の作業で身体がすごく疲れていたのは仕方ないけど、どうして一言でも声をかけることが出来なかったんだろうか。

同じ帰るにしても「まだまだ残ってますね…暑い中毎日ご苦労様です。」と労いの言葉をかけれない自分に腹が立った。

 

僕は一日ただの作業をしに来ていた。

動機は「少しでも力になりたい」という想いだけど、結局は目の前の人に寄り添う訳でもなくただただ目の前の作業をこなすためだけに来ていた。

もちろんそれも大事なんだろうけどもっと大事なものを忘れていた。
もし自分が逆の立場だったら、あっさり帰る人を見てそれに温度差を感じて余計むなしく感じていると思う。

今回それを自分がしていた。福祉に携わっていく者として恥ずかしかった。今日の失敗は明日以降を良くするものだと心に決める。

 

岡山倉敷の災害ボランティアへと続く….

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